東名高速道路岡崎ＩＣ近くに建つマタニティクリニック。パティオを中心に１Ｆに外来、２Ｆに分娩スペースと個室群、３Ｆに院長の二世帯住宅という構成。一階はほとんどのスペースに床暖房が施されており、快適な空間となっている。 南面夜景。

南棟が２Ｆ建て、北棟が三階建て、屋根は中央の屋上スペースを含めて一枚で掛けられている。竣工時、周辺は全て農耕地であったが、現在は小児科・内科等のクリニックが３軒程建ち、診療所村の様相となっている。

正面がメインのエントランス。
コンクリート打ち放しのキャノピーが迎える。

受付周りを待合いから見る。
ゆっくり座って受付等のできるスペースも設けてある。右手のテーブルの外にパティオが広がる。

多目的な用途と求心的なスペースとして楕円形のパティオを設けた。正面に石貼りの壁を設け、シンボルツリー（桂の株立ち）を植えた。左側奥に食堂。手前にＮＳＴ、右側奥にマタニティビクスのスペースがある。

待合いの左手の方に風除室、その向こうにキッズコーナー、正面から右手奥に２階に通ずる階段がある。

第二診察室から内診室、第一診察室の方向を見る。
正面のドアの向こうが受付・事務スペース。

食堂からパティオを見る。
東と南に開けた気持ちのいいスペース。

床は無垢のフローリング、壁の二面は鏡張りとし、遮音・吸音にも配慮された空間となっているマタニティビクスを中心とした多目的スペース。

東南の角にある特別室。
ツインのベッドルームの外部に広いテラスが附属している。。